2月13日(水)と3月8日(金)に本学の推薦入試・特別選抜入試合格者を対象とした入学前教育が実施され、教育連携推進センターが討論学習と実験プログラムで協力をしました。
2月13日(水)討論学習のレポート
今日は入学生の皆さんがこれから目指す「薬剤師」について考えます。
はじめに飯村教育連携推進センター長からディスカッションのポイントについての説明と、今回指導してくれる前田学部長・山下教育連携推進センター委員・ファシリテーター役の現役薬学部生の紹介がありました。
早速グループに分かれディスカッションを進めます。1班の皆さんは薬剤師について、「仕事内容」「心構え」「将来性」の3つの側面から議論を深めることにしたようです。「仕事内容」では薬の知識はもちろんのこと、薬剤師に必要なスキルとして、患者さんが相談しやすい環境作りや、患者さん個々のニーズをキャッチする力について議論が深まります。
途中、現役薬学部生や先生からもアドバイスが入ります。現役学生の皆さんは実習を通して、実際の現場を体験していますので、実体験に基づいたエピソードなども交えて助言してくれます。
薬剤師に必要なコミュニケーション能力について、各班で今まで思っていたイメージと自分がなりたいイメージ像について、議論を進めました。その後、班の中で挙がった意見を一枚の表にまとめました。各項目について「丁寧」「知識を生かせる」「高齢者」「親身」などというワードが出てきます。
次はいよいよ各班で話し合ったことを発表していきます。発表者の中には、これから大学で学ぶにあたり、意気込みを語ってくれる人もいました。現役学生からは自身の実習での体験談を交えながら薬剤師という職業の社会的貢献度の高さや、期待されていることについて熱い感想が次々と述べられました。
新潟薬科大学教育連携推進センターでは今後も「信頼されるプロになる。」をテーマに「ひと」「地域」に貢献する薬剤師の育成に入学前から力を注いでいきます。