課題研究を行う高校生への支援・協力
県内の高校と連携し、課題研究を行う高校生を応援しています。
『中高生の科学研究実践活動推進プログラム』に採択された新潟県立新津高等学校の生徒さんの課題研究指導を行いました。
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主催する『中高生の科学研究実践活動推進プログラム』に平成27年度新潟県立新津高等学校が採択され、新津高校の生徒さん達は本学薬学部教員の指導のもと下記の課題研究を行いました。
そのうちの「医薬品の効果に対する服用方法や保存方法の影響に関する認知度調査」と「界面活性剤分子複合体を利用した香りマスキング法の開発」の2演題は平成29年3月24日~27日まで宮城県仙台市において開催された日本薬学会第137年会で、「コケ植物の生育環境と適性の比較」は平成29年3月18日に早稲田大学で開催された日本生態学会において、ポスター発表を行いました。これらの演題、ポスター掲示に興味を持たれた研究者の方々が、発表時間の始めから終わりまで途切れることなく多数訪れ発表に聞き入っていました。高校生達はしっかりとした説明、質疑応答を行っており、大変活気ある意義深い発表ののちに終了いたしました。
また平成29年4月23日には課題研究の成果を報告する課題研究発表会が新津高等学校で開催され、研究をサポートした薬学部教員が出席しました。生徒の皆さんはそれぞれの研究内容を分かりやすく熱意をもって説明し、質疑応答にもしっかりと対応していました。研究課題を行った生徒さん達が、研究を通じて得た気づきや考える力を今後さらなる学びの探求へ繋げることを期待しています。
課題研究
- おいしいコシヒカリの探索
- コケ植物の生育環境と適性の比較
- 使いやすい薬ってどんなもの?
- 香りで勉強効率UP
- 香りのマスキング法の開発
- なぜ刺身に山葵を付けると辛いが、ステーキに山葵を付けてもそれほど辛くないのか?
- 薬は何で飲むの?
